「善」「良」逆らいたい60代【相談批評・俺も答える】
悩み、それは人生。悩み、それは滑稽。いわゆる人生相談の類を検証し、お節介ながら行者も一言助言差し上げる相談批評。本日のお悩みはこちら。
【「善」「良」逆らいたい60代 (60歳代女性)】読売新聞 人生案内より
相談の詳細はこちらに↓
http://www.yomiuri.co.jp/jinsei/shinshin/20081212-OYT8T00188.htm
さて今回のご相談。善きこと、良い習慣、そんなものにはファァァックッ!と中指を突き立てるパンクな60代主婦のアジテーションです。
今回、ご相談を受けたのは、冷静沈着かつ温かみのある名回答製造機、心療内科医の海原純子先生です。ラジオNIKKEI「海原純子のラジオ診療室」では、先生の癒し溢れる声に触れることが出来たようです。また、次のような楽しい著作も。
この60代主婦は、「バランスの良い食事なんてしたくねえ!」と、食べ過ぎて体調を崩したり、「早起きなんてクソ喰らえだ!」と、寝不足になったりと、極めて実証性の高いフィールドワークに没頭する在野の研究者。
「良き人柄」にも抗って、人間関係をも損ねて実験に邁進する様は、古き良き時代の偏屈学者の風情ですね。関心すると同時に正直、呆れてしまいます。
が、心療内科医純子は、そんな自業自得な患者を見捨てはしません。彼女の独特の個性、過剰な探究心をいったんは全肯定します。そう、純子は決して人を否定しないのです。
その上で、「調べていく過程でたくさん本や文献を読み、考える機会が増えると、それはあなた自身を変えることにつながります」と、更なる探求の道を進めることで、「実験」称して、自堕落な暮らしぶりと、自己中心的な発想に抑制が効かなくなった初老の彼女に、それとなく「気づき」を促しておられます。
「疑問を持ち、試したことを、そこでストップせずに、次にもう少し進んでみては。」とのことですが、この行者も同感です。ていうか、、、やっぱヒマなんでしょ!?お母さん。
では、最後に行者から一言。
「反骨精神、常識を疑う瑞々しい感性が若さの秘訣!引き続き悪態をついて、アンチエイジングの実験を続けてくださいね」
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