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竜馬は苦笑した【本の言葉】

「讃岐男に阿波女、伊予の学者に、土佐の高知は鬼ざむらい、でしょ」「そうそう。それにしても土佐は鬼侍とは分が悪い」竜馬は苦笑した。・・・(竜馬がゆく2・司馬遼太郎著 文春文庫)


 江戸時代における四国四州それぞれの気質をいう言葉のようだが、讃岐男とは商人の甲斐性をいい、都市的な雰囲気があり、それに対して土佐は鬼侍ということで、
四国山地で隔てられたそれぞれの地域には、強い独自性が自然と培われたということか。

 讃岐や阿波の気質がむしろ畿内に近いというのであれば、それは陸路よりむしろ海路が主要な流通であったこの時代の特徴を示しているということだろう。禁 制が緩み、それぞれのお国柄をしょった若者達が集った
幕末の江戸や京都は、さながら人種のるつぼ、そんな雰囲気だったのだろうか。

 それにしても、
「阿波女(あわおんな)」とは、一種の性的魅力をいったものとの説明が付されていたが、今日でも泡姫(あわひめ)という言葉があるのだから、これは語呂が良すぎる。

読書からの着想を、とつとつと。 → 本の言葉

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