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来てほしくない嫌なお客【相談批評・俺も答える】

悩み、それは人生。悩み、それは滑稽。いわゆる人生相談の類を検証し、お節介ながら行者も一言助言差し上げる相談批評。本日のお悩みはこちら。

【来てほしくない嫌なお客 (60代女性)読売新聞 人生案内より

相談の詳細はこちらに↓

http://www.yomiuri.co.jp/jinsei/shinshin/20081125-OYT8T00195.htm

 さて今回のご相談。毎日やってくる客の老婦人が金に細かくてウンザリだ、店に来るな、もう顔も見たくないYO!との60代の女性店主のパンクな憤懣です。

 今回、ご相談を受けたソフトなタッチでおなじみの心療内科医、海原純子先生。「(その老婦人を)もうすこしよく観察しては?何かが変わるはず)」と相談者を諭しておられます。因みに海原先生は歌に、エッセイに大活躍。ご本人の生活身上はこちらに縷々述べておられます。 

 海原先生は、「客は店を選べるけれど店は客を選べない」と、相談者の思いに一度同調しながらも、「レッテルを張ると、嫌な部分を集中してみるように」なるとも指摘。

 さらに、「客はあなたと関わりたがっている」と喝破し、「それがあなたは鬱陶しいのですね」と、やや寂しげに回答を結んでいらっしゃいます、、、二人のレディの相克に、女性の為にカウンセリングを長年されてきた海原先生の深いため息が聞こえてきそうです。 

 まあ、対面式の接客については、ある種の人間関係、ふれあいも折り込まれているものじゃないですか。書店でも喫茶店でも、愛らしい店員のいる店はそれも人気のひとつになっているはず。いわば、商品の一つなのです。

 「いやあ、ウチは雑貨屋だから云々、、、」というわけにはいかんでしょう。某ファーストフード店が「SMAILE 無料」と掲げているのは、店員の笑顔も商品であると明示するためでもあるのでしょう。

 が、しかし、店主はこの頻繁に来店する「上客」が嫌い。それは何故かと想像すれば、それは馴れ馴れしいからでしょう。人間、自分が好意を持つ者以外から慣れ慣れしくされるとやはり鬱陶しいものです。

 たしかに人間老いると無遠慮になりがちで、プライベートにずかずかと土足で上がりこんでくることもまま見られますので、慎重に構えるのは分かります。一方で、他人の好意をソデに出来るのは、この初老の店主が未だ孤独を抱えていないということではないでしょうか。彼女が生涯そうあり続けることを祈ります。

 では、最後に行者から一言。

 「奥さん、客にとってはあなたも商品。いっそ、老人向けトーク喫茶を始めては?」


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