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クワイエットルームにようこそ【行者の聴いた観た読んだ】

 【行者の評価】 安パイ。楽しい上に泣けて考えさせられる。お友達と水曜日やレイトショーがベターです。

(ネタばれ若干あり)

 劇団大人計画を主宰する松尾スズキが監督する『クワイエットルームにようこそ』は、ユーモラスながらも、現代の孤独と悩める人間達へのいたわり、励ましを感じる作品でした。

 個性豊かな役者さん達は、熟練の大竹しのぶさんを始め、宮藤さん、妻夫木さんの達者さ。そして、何よりも蒼井優さんの激ヤセの役作りとナチュラルかつリアルな演技に感嘆しました。その他、しりあがり寿さん、俵万智さん、庵野秀明さんもチョイ役で出演。しりあがり、俵の両氏はよく観ていないと分かりません。

 さて、 『クワイエットルーム』、精神病棟の隔離室ですが、ここで目覚めた主演の内田有紀さんが、二週間にわたり精神病棟で暮らす中で、ここの住人らとの交流、対立を通じて自分が心の奥に押し隠していたものと向き合うというものです。というとカタイ話を想像しますが、展開はいたってコミカル。劇場では押し殺した笑いが至るところで聞かれました。

 本作のクライマックスシーンは、内田さんと恋人役の宮藤さんの別れのシーン。昨今我々は、どうも「うざい」ことを忌み、自分が「うっとうしいやつ」であることを恐れ怯えて暮らしているのではと、このシーンから思いました。

 

「うざい」「うっとうしい」でもよいではないか!それが生身の人間だ、という松尾監督の声が聞こえてきそうな、そんな、励まされるような一作でした。行者同様、「うっとうしい」諸君、この映画を観て自信を取り戻してください。KYが云々なぞという、つまん風潮を一蹴しましょうゾ。未だ公開中と思われるので、お急ぎを。

 作品詳細はこちらに→クワイエットルームにようこそ@映画生活  

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» クワイエットルームにようこそ [映画通信シネマッシモ☆プロの映画ライターが贈る映画評]
ヘビーな主題を軽やかなノリで描いた松尾スズキの快作。監督自らが執筆した同名小説が原作だ。薬の過剰摂取で閉鎖病棟に入院するハメになった女性の再生物語である。内田有紀が魅力的で、脇を固める個性的なキャラも豪華。拒食症の患者を演じた蒼井優が特に印象深い。精神病....... [続きを読む]

受信: 2007/11/21 17:15

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