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役者バカ【行者の造語縁起】

yuri1   先日、ログ道★迷い筆の寄稿者、ジラフ君から質問を頂戴した。現在このブログ、ログ道★迷い筆のタイトルの下には「しっかし佐野史郎には幻滅したなぁああ~」と書かれているが、そのワケは如何というものだ。

 さて、佐野史郎氏と言えば、TVドラマにおいて「冬彦さん」なる役どころでエキセントリックな芝居を披露し、人気俳優としての地位を確たるものにした人物だが、そんな佐野氏を私は人間性に対する深い洞察力を持つ俳優として、これまで敬意を払ってきた。彼が特命リサーチのような

取るに足りない番組において前髪だけを染めるという意味不明な役作りをした時も、彼のことだから考えあってのことだと諒解したものだ。彼はパンク音楽、NW(ニュー・ウェーブ)音楽に造詣が深く、そのことも彼に対する買いかぶりを強めたようだ。英国のパンク、NWの背景には若者や労働者階級の政府への怒り、社会の不正義への憤りがあり、それはしばしば政治的なメッセージでもあった。そんな音楽を愛する彼だからと無闇に信用していたというわけだ。

 しかるに、シロー(ここでは佐野氏を岸部シローと同等に扱う。)は、さるTV番組で「戦争というものをどう考えるか」、という問いに「人間は争うことが、(DNAに)プログラミングされているのではないか」という趣旨の頭デッカチな中学生程度の発言をしてくれて、この私を大いに失望させたのだ。右であれ左であれ、いずれにせよ大の大人であればそれなりの見識を披瀝してもらいたかったのだ。

 そこで私はこれを機に彼のことを【役者バカ】と呼ばせてもらうことにした。通常【役者バカ】とは、亡き名優、宇野重吉氏のような俳優業に命をも捧げる役者に捧げられる賛辞であり、最近ではトヨエツこと豊川悦司さんにこの称号が冠されるようだ。が、私が言う【役者バカ】とは、学生時代から演じることに専心するあまり自分自身に大人として求められる社会性や見識を積み上げることがなかったモラトリアム野郎に向けられるものである。

 最後になるが【役者バカ】に似た言葉に【バカ役者】というものがある。これはバカを熱演する立派な役者さん達のことだが、往年の名コメディアンは由利徹さんは代表的な【バカ役者】と呼ばれている。最近であれば阿部サダヲさんあたりを挙げることが、彼らが戦争というものをどのように考えているかは不明である。

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コメント

ご無沙汰です!

佐野史郎といえばゴジラマニアとしても知られていて、特にオリジナル「ゴジラ」(戦争論としての意味合いがもっとも濃い作品)へのリスペクトを常々口にしていたものだけれど・・・。

ちなみにニャンちゅう番組っすか?

投稿: SIM | 2006/01/16 08:29

佐野史郎の眼鏡がおぎやはぎに見える今日この頃・・。
メガネで演出するちょいもてオヤジになりたいみいやんです・・。

投稿: みいやん | 2006/01/16 23:47

おお!みいやん!時間差ですね。そう、ある時期から眼鏡かけてたら男前みたいな妙な傾向がありますよね~みいやんは裸眼でとってもステキよ!っていうか、オヤジって歳ではないでしょう、チミは。ちょいモテオヤジは行者に譲りなさい!

投稿: 行者 | 2006/01/16 23:51

SIM先輩!番組名は「太田光の私が総理大臣になったら・・・秘書田中」です。これの1月3日放送分。音楽とか映画の趣味が一緒だからといって、問題意識は別に共有していないってケース、案外とありますよねえ

投稿: 行者 | 2006/01/16 23:58

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