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きむらイズム【行者の造語縁起】

 TV電話機能付きの携帯電話を仕事で利用する機会があり、そのテスト作業を職場で行っている折に同僚や後輩の女性らの手を借りたのだが、彼女らに携帯電話を手渡した時に私は割れんばかりの嬌声を浴びた。

 30数年の人生で初めて黄色い声に囲まれてすっかり動揺してしまい、「すごーい☆」という携帯電話の機能への驚きを自分への賞賛と勘違いしてしまった。ちょっとしたスター気分の私は

興に乗って、「若い女性は、ちょいワルオヤジが大好き」の妄想に取り憑かれている後輩Kクンに、この行者、人生初めてのご満悦体験を語って聞かせた。するとどうだろう、彼は小さく舌打ちをし、「きむらイズムだ」とつぶやいた。

 「きむらイズム」、柔道の鬼、木村政彦先生の勝負師哲学ではない。そのあたりは、ひらがな表記された情けない雰囲気からは察してほしい。「きむらイズム」、それは後輩クンの学生時代の友人、きむらクン「モノで女性を釣る」スタイルのこと。

 きむらクンは新しいもの好き、というか新しいものを買っては周囲の女性らに紹介するのが大好きなプレゼン男だ。それは言うまでもなく、女性らの黄色い声を浴びたいからである。携帯電話などは、新機種、新製品が出るたびにバージョンアップ。四半期ごとに、女性から喝采を浴び、それが病みつきになってしまった、褒められたいシンドロームだ。

 このみっともない心理的病理を後輩クンは「きむらイズム」と名づけて「おしゃれイズム」と並べて忌み、それと懸命に距離を取っていたのだが、職場の先輩がウカツにもこの病に冒されたというわけだ。

 たとえ自分への評価でなくともいい、ともかく女性達の賞賛の声に浴していたい。日経トレンディに紹介された商品はすべて買いたい。消費者金融に借金する諸君らの気持ちがわかるようになった私は、「きむらイズム」の狂信者となり、破産するまでそのドグマにどっぷりと浸かることになるだろうか。

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