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戦国自衛隊1549【行者の聴いた観た読んだ】

 sengoku1549皆さん、こんにちは、日曜日、雨の午後いかが過ごしでしょうか。「効率的な人生をあなたに」大日本効率協会(代表・行者BUSYOU)がお届けする【祈りの映画評】です。

 どんな駄作にも見るべき点はあります。ほんのワンカットでも記憶に残るシーンがあれば、それでよいのではないでしょうか。「映画好き」であるならば、そのような態度で映画館に向かいたいもの。

 が、デートに、時間つぶしに映画館に向かう皆さん方も多いはず。そんな諸兄に、人生の時間を有効にお使いいただく為に、効率協の独断による映画評をお届けいたします。

 今回はネットでも話題騒然、ツッコミ連発の「戦国自衛隊1549」です。

 前作の「戦国自衛隊」は、戦車に騎馬武者が突撃!的な破天荒な場面設定が映像的にも面白く、侍の不気味さも加わって、まさにタイムスリップものの醍醐味を味わうことの出来るスペクタルでした。

 が、今作は江口洋介さんが激怒したとされるちゃっちいセットと、しょぼいミニュチア。エキストラの足軽たちの太ももの白さ、ぽっちゃり感は、何ら戦国時代の緊迫感を伝えるものではありませんでした。

 鹿賀丈史、綾瀬はるか、江口洋介らの人物像の掘り下げの低さも指摘せざる得ません。ブログの同胞sim先輩のお話によれば、監督の手塚昌明氏による人物の演出は常に薄味。ゴジラシリーズでもその薄味加減を遺憾なく発揮している模様です。何なんでしょうか、綾瀬さんの「あんみつ姫」的なキャラは。で、鈴木京香は、案の定、上官の鹿賀丈史にホの字という安易極まりない設定。クラクラしてきました。

 そして何よりも不満足だったのは「平成の民に問う、平和とは?」というなんか自衛隊の啓発ビデオでも見せられているようなメッセージ性。江口洋介さん演じる元自衛官、鹿島の「未来の為に今を生きる我々が命を賭けて戦う」という結論は、どうも性急な感じが否めません。

 撮影に自衛隊の協力を得たようですが、自衛隊の目的や活動についての啓発を請け負ったのかも知れません。T・クルーズの「トップガン」がプロパガンダの役割を果たしたという話もあります。これと似たようなものかも知れません。

 本作の原作者、福井晴敏氏の作品「亡国のイージス」の映画化も含めて、製作、配給側と自衛隊との間に当然ながら、一定の交渉があったのではないでしょうか。

 啓発ビデオを見せられたような、鼻白らむ気分で映画館を出ました。関係者諸氏、あしからず。それにしても宅麻 伸、見違えたわ。(了)

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» 戦国自衛隊(ちょっとネタバレ?!) [大好きだよ!!幸せの四つ葉のクローバー探し♪]
遅くなりましたが…日曜日に「戦国自衛隊」を見てきました。映画館で予告を見たときが行きたいと思ってた映画。すごい楽しみで行きました。 感想は… おもしろいと言えばおもしろいけど…。 自衛隊が戦国時代にタイムスリップするというスケールの大きな話の割には、ちょっと内容が薄っぺらいような…。ラストもあっけなさすぎて、見ながらラストに向かっていくような期待感やドキドキ感みたいなのがなくて、「あれ、... [続きを読む]

受信: 2005/07/06 00:44

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