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電気とかスチャダラとか桜庭とか田村【憶測の段】

sucya  あの「電気ビリビリ、デジタルDG」の電気グルーヴと、「スチャちく、ダラちく、パッパッパー」のスチャダラパーついにコラボレーションを実現させた。電気の石野卓球氏からスチャダラサイドに話を持ちかけて実現したというこの興味深いニュースを、私は何か贈り物のようなものとして受け止めた。

 90年代の日本のクラブ、ヒップホップシーンの伝道師とも言えるこの二組は、これまでバラエティ番組での絡みがあったものの(ピエール瀧のだらしなさばかりの目立つものだったが)、本職のフィールドではあきらかに一線を引いていたように私には見えていたの。

 が、この度、その二組がついに手を取り合い、非常に興味深い。その理由を私なりに【憶測】すれば、彼らは成熟した日本のヒップホップシーンに、自身らの役割の終焉を意識しながら、シーンに対して最後の土産とばかりにコラボレーションを実現させ、アルバム【電気グルーヴとかスチャダラパー】をリリースしたのではないか。現役最後の夢のタッグ。これは少し、気障かも知れないが。

 さて、この二組の潔さとシーンへの是非とも見習って欲しい二人がいる。それは、90年代の日本の総合格闘技シーンを牽引した二人のスター、桜庭和志田村潔司である。本年に36歳を迎える彼らだが、力強い若手達が台頭する中で、第一線を維持することは中々難しいのではないか。先日のプライド・ミドル級トーナメントにおいて、桜庭和志がヒカルド・アローナに完敗した試合内容を見れば、このことは明らかである。たとえ、アローナの相手が田村であったとしても結果は似たようなものになったであろう。

 既に盛りを過ぎた二人のヒーローがファンに捧ぐべき最後の贈り物は、総格の「面白さ」、「技術の鮮やかさ」競うような名勝負数え歌であろう。地上波に進出したPRIDEと、前田日明が仕切るHERO’Sが格闘技ファンに止まらず、一般の視聴者にも認知されつつある中で、このブームを確たるものにするためには、日本人同士の名勝負がうってつけのように思う。

 どうやら同い年ながら、Uインター時代は先輩後輩であったこの二人には、感情的な部分もあるようだが、それを超えて、いやそれゆえにでもよいから、リングの上で素晴らしい攻防を見せてもらいたいものである。

 2005年7月。ボーズとか卓球とか田村とか桜庭とか、90年代のサブカルのシンボルたちは、もう若くない。そう、俺らも若くない。(了)

 【電気グルーヴとかスチャダラパー】試聴はこちら → click here

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