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宇宙戦争【行者の聴いた観た読んだ】

  ucyuudai先日、観てキターッ「宇宙戦争」の映画評です。誰ぞのブログなんかを覗いてみると酷評している人もいるようですが、特別悪い作品だとは思いません。

 ディスコミニケーションな他者の恐怖を徹底的に描くことを志向したこの作品は、当然、今の時世を反映しているものでしょう。他者との共感や理解をテーマにした20年以上前の作品(E.T)と比べると、この作品のテーマの救いのなさが、今の我々の気分であればやるせない気分にさせられます。  

それにしてもトム・クルーズという人は面白いご仁ですね。抗うつ剤に

関しては一過言あるようで、何故かB・シールズを非難したり、TV番組でマジギレしたりと、まさに二枚目俳優から「個性派」俳優への変身を遂げていっているような気がします。狭量な人は、見ている分には愛嬌があります。因みに「トムは世界の恋人!」、これは同僚(女性)の言葉であります。

 映画の話に戻りますが、暴力の理不尽さへの抗議は、いうまでもなく9・11を前提にしているでしょうし、それ以外のあらゆる暴力への抗議であるかも知れません。トム・クルーズ演じる主人公は子どもをかばいつつもひたすら逃げるだけで、英雄的な活躍は見せません。

 「ある理由」から乱暴な他者は去り、平和が再び訪れるわけですが、そこで家族的なものが回復するという筋書きは、マスマーケットに配給される娯楽映画である以上やむ得ないのかも知れませんが、復古的なハッピーエンドこそが救いのない話だとは言えないでしょうか。

 決して悪い映画ではありません、レディースデーならお値打ち価格です。女子諸君はお友達とミッドウィークにどうぞ。

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コメント

『宇宙“大”戦争』はナタール人の地球侵略を科学者達が宇宙戦闘機に乗って撃退する東宝特撮映画だが。
釣りか?

投稿: | 2005/07/21 06:34

池部良主演のヤツですね>宇宙大戦争
伊福部昭のマーチが印象的です。

投稿: SIM | 2005/07/21 13:08

ご両名、ご指摘ありがとうございます。いつもの誤りです。「宇宙大戦争」、これもええ感じですね。

投稿: 行者 | 2005/07/21 18:02

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